富豪刑事 (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/01/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (146件) を見る筒井康隆ばかり読んでいたころに読んだ作品。ミステリーの書評を見てまわっていると「ロートレック…

今日のエントリで、このブログの「日記をつけた日数」(「プロフィール」のIDをクリックすると出てくる)が500日になった。2005年11月17日の開設から1230日目。平均すると2.46日に1エントリ書いていることになる。100日ごとのインターバルを調べてみると、 0 →…

シャンブル【初回生産限定盤】アーティスト: ユニコーン出版社/メーカー: キューンレコード発売日: 2009/02/18メディア: CD購入: 23人 クリック: 194回この商品を含むブログ (346件) を見るユニコーンが15年ぶりに活動を再開した。昔よく聴いていて、中でも…

数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)作者: 結城浩出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/07/30メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 441回この商品を含むブログ (258件) を見る「数学ガール」の続編。各章のタイトルと、補足…

人間動物園 (双葉文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 92回この商品を含むブログ (44件) を見る2002年に「白光」に続いて出された作品。 記録的な大雪にあらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑…

本を古本でなく新品で買う場合、最近はほとんどbk1を利用している。AmazonではCD・DVD(bk1も販売を始めたがたいていのものはAmazonの方が安い)と洋書(bk1では扱っていない)を買うという役割分担。ネットでない普通の本屋では古本以外はほとんど買わなくなっ…

殺人現場は雲の上 (光文社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 光文社発売日: 1992/08/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (32件) を見る連作短編集。 新日本航空の花のスチュワーデス、通称・エー子とビー子。同期入社でルーム…

Jonathan Livingston Seagull作者: Richard Bach,Russell Munson出版社/メーカー: Scribner発売日: 2006/01/03メディア: ペーパーバック クリック: 21回この商品を含むブログ (5件) を見る久しぶりに洋書を読んだ。「かもめのジョナサン」である。高校時代に…

理科系人間のマクロビオティックメモ gooブログで書いていたマクロビオティックのブログの方は、もう3年近く更新していない。それなのに今でも平均して200ページビュー/日以上のアクセスがあるのは、多分いろんなブログからリンクしていただいているからで、…

生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/10/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (82件) を見るタイトルは「なめくじに聞いてみろ」(都筑道夫)のもじりのはず。 彫刻家の川島…

黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)作者: ポー,小川高義出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/10/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (82件) を見る推理小説の元祖「モルグ街の殺人」はやはり読んでおかなければと思った…

眠りの森 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/04/03メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 69回この商品を含むブログ (132件) を見るバレエダンサーたちの話。童話の方は普通「眠れる森の美女」というが、少なくともチャイコフス…

いろんな事情で、所得税の確定申告を毎年、私の分と妻の分の2つやっている。2月中旬〜3月中旬がそのシーズン。確定申告書類の作り方には大きく分けて以下の3つがある。 全部紙ベースで、所定の用紙に記入して税務署に提出 確定申告書等作成コーナーの「書面…

東京下町殺人暮色 (光文社文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 光文社発売日: 1994/10メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (57件) を見る「魔術はささやく」がよかったので、宮部みゆきの作品をもっと読んでみようと思った。しかしたくさ…

危険な童話 (光文社文庫)作者: 土屋隆夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る1961年の作品。 「ねえ だれか わたしと遊ばない?」あるばん お月さまが お星さまたちに 話しかけました…幻想的な童話と血腥…

異人たちの館 (講談社文庫)作者: 折原一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 109回この商品を含むブログ (15件) を見る折原一は、「この作品には叙述トリックが使われている」と書いてもネタバレにならないくらい、叙…

娘たちとたまにトランプをする。子供相手のゲームというのは時々手を抜いて負けてやらないといけない。特に次女(小1)を勝たせるように仕向けようとするのだが、ゲームによって「手を抜ける度合」が異なる。 手抜きが可能なものその1 作戦系: 七並べ、ページ…

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)作者: 結城浩出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2007/06/27メディア: 単行本購入: 58人 クリック: 1,055回この商品を含むブログ (965件) を見る前から読みたいと思っていた本。想像していたよりずっとよい本だった…

孤島パズル 3 (BLADE COMICS)作者: 有栖川有栖,鈴木有布子出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2009/03/10メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (19件) を見る完結編。この悲しい話の終盤がとてもうまく描かれている。原作を読んだ時に…

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/02/04メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (59件) を見る「気鋭の乱歩賞作家」だった東野圭吾が1989年に出した作品。 ぼくはピエロの人形だ。人形だから動…

黒猫の三角 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (138件) を見るS&Mシリーズを読み終えたので、次はVシリーズ。このシリーズのコンセプトはシンプル、シャープ、…

クラリネット症候群 (徳間文庫)作者: 乾くるみ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2008/04/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (72件) を見る2つの中編が収録されている。 マリオネット症候群人格転移もの。「転校生もの」とも言…

女囮捜査官〈2〉視覚 (幻冬舎文庫)作者: 山田正紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1998/06メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見るシリーズ第1作がよかったので、期待しつつ第2作を読む。 首都高速5号線上りの大惨事で、三十代後半の…

暗色コメディ (文春文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (23件) を見る「白光」に衝撃を受けたので、連城三紀彦のミステリーをもっと読んでみたくなった。まずは処女…

人形はなぜ殺される 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)作者: 高木彬光出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/04/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (28件) を見る前々から読みたいと思っていた作品。1955年。 衆人監視の…

昨日の東京出張では、JRの乗車券(新幹線特急料金以外の分)を少し工夫して買ってみた。大阪市内⇔東京都内は約560kmで、普通に乗車券を買うと片道8510円、往復17020円。ところが都内よりもう少し先の、600kmを少し超えたところまで買うと、片道は9350円だが往…

今日は東京出張だった。前に「山手線の駅には路線図を貼ってほしい」というエントリでこんなことを書いた。 東京駅ではもっと不便で、京浜東北線が乗り入れている関係か、山手線が向きによって2つのホームに分かれている。どちらに乗るかによって異なる階段…

月の扉 (光文社文庫)作者: 石持浅海出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/04/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (107件) を見る2003年、石持浅海の第2作。 沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行…

花の棺 (光文社文庫)作者: 山村美紗出版社/メーカー: 光文社発売日: 1986/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る吉村達也、西村京太郎、赤川次郎に続いて、「多作な人の傑作を読もう」シリーズ(?)第4弾。 京都・堀川通、空也堂境内で毒殺されて…

妖女のねむり (新潮文庫)作者: 泡坂妻夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1986/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る先月、泡坂妻夫が亡くなった。追悼の意味を込めて、本棚に放置してあった泡坂作品を手にとる。 樋口一葉の謎の遺稿を追って上…