娘たちとたまにトランプをする。子供相手のゲームというのは時々手を抜いて負けてやらないといけない。特に次女(小1)を勝たせるように仕向けようとするのだが、ゲームによって「手を抜ける度合」が異なる。
- 手抜きが可能なものその1 作戦系: 七並べ、ページワンなど
これらで勝つためにはある程度の作戦が必要なので、そこをぬるくすれば手を抜くことができる。たとえば七並べでは、いわゆる「止める」行為や、ジョーカーを持っているときにいつ出すかなどが作戦になる。他にもポーカー、オイチョカブ、ド貧民(全国的にポピュラーな呼び名は「大富豪」?)などもこのカテゴリに入るが、ルールが複雑なので子供がある程度の年齢に達しないとできない。 - 手抜きが可能なものその2 スピード系: スピード
その名の通りスピードが要求されるので、わざとゆっくりやればその分手抜きになる。ただし小学校高学年ぐらいになってくると真剣にやっていい勝負(むしろ向こうの方が集中力が続くので強い)になる。 - 運まかせなので手抜きのしようがないもの: ババ抜き、ジジ抜き
基本的に作戦やテクニックの要素がない(特定の札を抜かせやすくするテクニックなどというのもないことはないし、相手が取った札をどこに入れたかを覚えておくという姑息な手段もあるが)ので、勝敗は神のみぞ知る。粛々とやるのみ。
ちなみに、2人でババ抜きをやる場合は相手からジョーカー以外を抜くと必ず手札と合うので、単に「ジョーカーを最後に持っているのはどちらか」のゲームとなる。2人でジジ抜きをやる場合、相手から抜いたカードが手札と合わなければその数が「ジジ」だとわかる。 - 真剣にやっても歯が立たないもの: 神経衰弱
よく言われることだが、子供の方が記憶力がよいので強い。手を抜く必要はない。次女と何回かやったがいずれも惨敗だった。まあこっちがあまり真剣に覚えようとしていないというのもあるが(←負け惜しみ)。