全脳自由帳

より考えるために書く

コンビニで「QuickPayでお願いします」はいつ言うのが最適なのか

以前「現金を使わないようにする」という話を書いたように、最近は極力電子マネーで払うようにしている。

コンビニではApple PayのQuickPayで払うので「QuickPayでお願いします」と言うことになる。このセリフをいつ言うかをいつも迷う。

  1. 「いらっしゃいませ」
  2. こちらが商品を渡す
  3. 商品のバーコードを1つずつ読み取る
  4. 「◻︎◻︎◻︎円です」
  5. 商品を袋に詰める
  6. 商品をこちらに渡す

この流れの中でいつ「QuickPayでお願いします」と言うべきか。

普通は4.の後なのだと思うが、そうすると店員さんがすでに5.の動作に入っていて、QuickPayであることをレジに打ち込むためにまたレジに手を戻さなければならなくなることが多い。まったく美しくない。流れを止めてしまい、会計に要する時間が最適化されない。

では2.のタイミングで、商品を渡しながら「QuickPayでお願いします」と言えばいいかというと、4.の時にそれを忘れられていて、あるいは確認のために、もう一度聞かれることがあるのである。早く言い過ぎてもいけない。

かといって、3.の最中に言うと聞いてくれていないことがあるし、4.にかぶせて言うのはあつかましい。

結局、4.を言ってから5.に移る前の一瞬の隙を突いて言うように身構えるのだが、これが針に糸を通すようなテクニックを要する。

正解はわかっている。何秒も違わないのだから、会計の時間を最適化しようなどとは思わずに、4.のあとでゆっくりと言えばいい。しかしこちとらそれができない性分なのである。

いっそのこと、「QuickPayでお願いします」と書いた札をぶら下げながら会計に臨みたいくらいである。

あるいは、何で払うか選択するボタンをこちらが押すようになっていた方がありがたい。それならこちらの好きなタイミング(3.の間とか)で伝えられるし、忘れられることもない。ボタンを押さなかったときのデフォルトは「現金」でかまわない。