レジで支払いをする時、1万円札で払うと店員が他の店員に「1万円入ります」と言っていることがよくある。1万円札が入るごとに紙にレ印でチェックしている店もある。なんとなくセキュリティ対策だということはわかるのだが、具体的にどういう理由でやっているのか?
いろいろ調べてみると、以下の3つの理由があるようである。
- 1万円札の枚数を正しく管理する
1万円札は釣銭として使われることがないから、レジには客が支払った分だけ増えていく。その都度声に出して確認する(さらには紙にチェックする)ことにより、なくなったり店員が着服したりすることを防ぐ - 釣銭を間違えないようにする
声に出すことにより、1万円が支払われたことを確認し、釣銭の間違い(5000円だと思って少なく渡してしまうなど)を防ぐ - 客の釣銭詐欺を防止する
5000円札で払ったのに「10000円出したよ」と言うような釣銭詐欺を、1万円札の時だけ声に出して確認することで防ぐ
紙にチェックするだけではなく、1万円札のみ奥にいる人に渡してしまう店もあった。やり方は店によっていろいろである。