全脳自由帳

より考えるために書く

震災を通じて、肝に銘じておくべきだと思ったこと

被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。今回の震災は、私が生まれて以降では日本にとって最大のインパクトのある出来事なのかもしれない。第二次世界大戦以来の。それほど将来に大きな影響のある災…

ダイイング・アイ(東野圭吾)

ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/01/12メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (62件) を見る1998〜9年に雑誌に連載され、2007年にようやく単行本になった作品。今…

毒薬の輪舞(泡坂妻夫)

毒薬の輪舞 (講談社文庫)作者: 泡坂妻夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (10件) を見る「死者の輪舞」に続く、海方惣稔(うみかたふさなり)・小湊進介シリーズ第2弾。1990年の作品。 青銅…

コントの入っている音楽アルバムからコントを抜く

「稲村ジェーン」というアルバムがある。桑田佳佑初監督の同名映画のサウンドトラック(1990年)。音楽は本当にすばらしくて、サザンのアルバムの中でも気に入っているものの1つである(映画のストーリーはつまらなかったが)。ただし1つ欠点がある。曲の間に短…

軽井沢マジック(二階堂黎人)

軽井沢マジック (講談社文庫)作者: 二階堂黎人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る1997年、水乃サトルシリーズ第1作。 ファッションもクルマも超一流のイケメンなのに、なぜ…

当たらないと思いつつもはてなのキャンペーンに応募する

久しぶりに応募。「MacBook Air 11インチ欲しい!」MacBook Air、外でちょっと喫茶店などに寄って何か書いたりするのにはよさそう。

厭魅の如き憑くもの(三津田信三)

厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/13メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 34回この商品を含むブログ (65件) を見る2006年、刀城言耶シリーズ第1作。ホラーは苦手なのでずっと躊躇していたのだが、推理…

10分間リーディング(鹿田尚樹)

10分間リーディング作者: 鹿田尚樹出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/10/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (20件) を見るこの本自体は10分で読めた。書いてあることは単純明快。サブタイトルに「…

手持ちの本・CD・DVDをウェブに登録する(3)

新年最初のエントリはこのシリーズ。(1) (2)の続き。手持ちの本・CD・DVDをブクログに登録することにしたのだが、どの範囲のものを登録するか? たとえば実家にも本をかなり置いたままにしている(すでにだいぶ捨てられた...よくある話)が、それらもわざわざ実…

阪急電車(有川浩)

阪急電車 (幻冬舎文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/08/05メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 461回この商品を含むブログ (344件) を見る阪急電車の今津線(宝塚〜西宮北口〜今津)という、あまりメジャーでない路線が舞台の話。私は阪急…

配偶者の呼称

男が他の人に対して自分の配偶者に言及する時、「妻」「家内」「女房」などいろんな呼称がある。何を使うかは人によって様々で、何がよくて何がふさわしくないかの感覚も人によってかなり違うようである。私はかなりくだけた場を除いては「妻」を使っている…

私の嫌いな10の人びと(中島義道)

私の嫌いな10の人びと (新潮文庫)作者: 中島義道出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/08/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (38件) を見る以前「働くことがイヤな人のための本」という本を読んで、その考え方(もっと発展させる…

細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING (細野晴臣, 北中正和)

細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING (平凡社ライブラリー)作者: 細野晴臣,北中正和出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2005/09/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (60件) を見る1992年に発刊された「THE ENDLESS TALKING―…

どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?―現代将棋と進化の物語(梅田望夫)

どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?―現代将棋と進化の物語作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/11/25メディア: 単行本購入: 66人 クリック: 1,407回この商品を含むブログ (58件) を見る「iPadがやってきたから、もう一度…

カバーつき爪切り撲滅運動

普段の生活でよく出会うもので、世の中から消え去ってほしいと思うものがいくつかある。その1つが「カバーつき爪切り」。 ちょっとわかりにくい写真だが、こういうふうに両脇にカバーがついていて、切った爪が飛ばないようになっているタイプの爪切りである…

コズミック 水(清涼院流水)

コズミック水 (講談社文庫)作者: 清涼院流水出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/05メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (62件) を見る「コズミック世紀末探偵神話」(1996年)を二分冊にしたうちの下巻。 日本全国を恐怖に陥れた大量密室連続…

2010年のよかった探しリース

←左手 【rice-addictのよかった探しリース】 右手→結城浩さんが主催されている「よかった探しリース」に参加する。今年の「よかったこと」を書く。とりあえずいくつか挙げておいて、思い出したことがあったら順次追加していくことにする。 家族4人、つつがな…

手持ちの本・CD・DVDをウェブに登録する(2)

(1)の続き。自宅の本棚やCDラックにあるものを登録するサービスとしてどれを利用するか。前回リンクした 自分に最も合った「本棚サイト」を発見した。「メディアマーカー」のすすめ - 絵文録ことのは にもいくつか載っているし、 無料の「読書管理サービス」…

ジョーカー 涼(清涼院流水)

ジョーカー涼 (講談社文庫)作者: 清涼院流水出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/05メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (63件) を見る「ジョーカー旧約探偵神話」(1997年)を二分冊にしたうちの下巻。作者の勧め通りに、 コズミック 流 → ジ…

ジョーカー 清(清涼院流水)

ジョーカー清 (講談社文庫)作者: 清涼院流水出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/04メディア: 文庫 クリック: 14回この商品を含むブログ (63件) を見る「ジョーカー旧約探偵神話」(1997年)を二分冊にしたうちの上巻。 屍体装飾、遠隔殺人、アリバイ工作。作…

日刊ブログを始める

毎日書くブログを新たに始めた。 日刊米中毒 @goryugoさんの以下のエントリをきっかけに始まった日刊ブログブームに乗って、いっちょ作ってみようと思ったのである。 Posterousのテキトー日記のススメ | goryugo, addicted to Evernote Posterousはメールで…

白銀ジャック(東野圭吾)

白銀ジャック (実業之日本社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2010/10/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 62回この商品を含むブログ (119件) を見る東野圭吾最新作。新しい作品はいつも文庫になるのを待って読むのだが、これはい…

『アリス・ミラー城』殺人事件(北山猛邦)

『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)作者: 北山猛邦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (28件) を見る城シリーズ第3作。2003年の作品。 鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス…

数学ガール新刊は「乱択アルゴリズム」

「数学ガール」シリーズ第4巻の内容が今日発表になった。 数学ガール/乱択アルゴリズム 結城浩の最新刊『数学ガール/乱択アルゴリズム』 - 結城浩の日記 『数学ガール/乱択アルゴリズム』は『数学ガール』シリーズの第四弾です。今回のテーマは乱択アルゴ…

プライベートの名刺を作る(2)

先日のエントリで書いたプライベート名刺を作っていただいた。ブログに書いてトラックバックを送ったのち、前川企画印刷のブロガー名刺のページから注文手続きを行うとメールが来て、名刺の内容・デザインに関するやりとりが始まる。こちらから指定したのは …

コズミック 流(清涼院流水)

コズミック流 (講談社文庫)作者: 清涼院流水出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/04メディア: 文庫 クリック: 33回この商品を含むブログ (76件) を見る「コズミック世紀末探偵神話」(1996年)を二分冊にしたうちの上巻。 「1年に1200人を密室で殺す」警察に…

夢乱バンド at ジャズウィーク2010 森ノ宮ピロティホール

ジャズウィーク2010の2日目(10/26)に行ってきた。夢乱バンド+ゲストのライブ。夢乱バンドというのは、1990〜6年に関西テレビで放映されていた「夢の乱入者」という番組で編成されていたバンド。渡辺香津美が毎回いろんなミュージシャンを呼んでセッションを…

プライベートの名刺を作る(1)

昨日のエントリで「プライベートの名刺を作ることを考えることにしよう」と書いたあと、さて実際に作るにはどうしたらいいものかと思案していた。ひとつ自分で作ってみるかと名刺作成ソフト(プリンタに付属)のマニュアルを読んだりしたのだが、いくら道具が…

Evernote Users Meeting Osakaに参加

昨日(10/23)開催されたEvernote Users Meeting Osakaに参加してきた。2日前に開催を知り、参加受付ページに行ってみたら1席だけ空いていてすべり込みで申し込み。会場は心斎橋のitalian BAR deak。Evernote CEOのPhil Libin氏(@plibin)のプレゼンで始まった…

「インシテミル」を観る

「インシテミル」(米澤穂信)が映画化されたので観てきた。Twitter上のエアミス研第3回読書会(10/24)でこの作品が採り上げられることもあり、早めに映画の方も観ておこうと、妻を誘って梅田ピカデリーへ。公開日(10/16)一発目の上映だったのだが、客の入りは1…