全脳自由帳

より考えるために書く

カフェやレストランのタイマー音にイライラ

「ピーピー」「ピピピピピ」という電子音が好きではない。 自宅の家電製品が鳴る分には、自分で使っているせいかそれほど不快ではないのだが、外で不意に電子音がピーピー鳴るとイライラすることがよくある。 特に気になるのが、カフェやレストランでの電子…

Tポイントカードは持ってません

コンビニでいつも「Tポイントカード(あるいはそれに類するポイントカード)はお持ちですか」と聞かれる。実は持っているのだが、「持ってません」と答えるようにしている。 ほんの少しのポイントをためるために、わざわざカードを出す気がしないのである。私…

AlphaGo Zeroの驚異的な強さ

Googleの囲碁プログラムAlphaGoの新版、AlphaGo Zeroのニュース。 www.itmedia.co.jp すごいことが起こった。人間の棋譜や定石による「教師あり学習」なしに、囲碁のルールだけを教えた状態から、史上最強の碁打ちができあがってしまった。まったくランダム…

Apple Musicにどっぷりはまる

www.apple.com Apple Musicをファミリーメンバーシップで使っている。加入したのは昨年(2016年)の10月だったから、ちょうど1年になる。 きっかけは、昨年9月にSpotifyのサービスが日本で始まったことだった。Spotifyを無料プランで使ってみて、これは有料会…

identity(山本彩)

identity(通常盤) アーティスト: 山本彩 出版社/メーカー: laugh out loud records 発売日: 2017/10/04 メディア: CD この商品を含むブログを見る 「Rainbow」に続く、さや姉の2枚目。 全編気持ちよく聴ける。1作目に比べて歌がうまくなった。私は低い声の出…

座右の銘は何ですかと聞かれたら

たまーに「座右の銘は?」と聞かれる。 「清濁併せ呑む」という言葉が好きで、以前はこれを答えていた。辞書を引くと「善悪の区別なく受け入れる、心が広いさま」を指すようだが、見たくない現実をも直視して前に進む、という意味もあると思っている。 最近は…

片眼の猿(道尾秀介)

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫) 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/06/27 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (82件) を見る 久しぶりに道尾作品を読んだ。未読の中で一番古いのを、ということで、200…

あえて優先座席に座る

出張で時々行く東京で電車に乗った時に違和感を覚えることの1つとして、「優先座席に座る人が少ない」というのがある。かなり混雑していても誰も優先座席に座っていなくて、「近くの人が座ってくれたら、立つスペースが少し空くのに」と思うことがある。大阪…

コンタクトレンズを使う

何十年もメガネにはずっと縁がなかったのだが、年をとってからなぜか近眼が進んできて、生まれて初めてメガネ(近眼用)を作ったのが数年前。そして最近は老眼も進んできた。 ところがメガネがどうも苦手で、かけているとだんだん頭が痛くなってくる。車を運転…

大人が数学を学ぶ理由

大人のための数学教室 和(なごみ)に通っているという話を書いた。この教室に大人が数学を学びに来る動機というのはどういうものなのだろう。 和(なごみ)大阪教室の松森室長に聞いてみると、代表的なのは以下の3つとのことだった。 資格取得や仕事のために数…

「大人のための数学教室」で数学を学ぶ

今年の4月から、数学を習いに行っている。 3年ぐらい前に「数学や物理(大学レベルの)をちゃんと勉強しよう」と思い立ち、解析学、相対性理論などの本を買って独習をしていたのだが、なかなかはかどらなかった。悩みは主に2つ。 わからないところがあっても教…

現金を使わないようにする

大昔、クレジットカードが大きく普及し始めたころ、「こんなものを日常的に使うと、金を使っている実感がないから絶対に無駄遣いしてしまう」と思ったものだった。以来、できるだけ現金で払うようにしてきた。 しかし時代は変わった。まず、ネットで物を買う…

本を読むための旅・さらにその後(2)

まわりの人に読書旅行の話をすると、反応はきれいに2つに分かれる。「いいね! 素敵な時間! 贅沢ですね!」と言ってくれる人と、「え? せっかく遠いところに行くのに、本読むだけで帰ってくるの? 意味わからん!」と言う人。体感覚では8~9割が後者である。まあ…

本を読むための旅・さらにその後(1)

以前、読書旅行について何度か書いた。 読書旅行とは、本を読むことを目的として電車に乗る旅行。電車の中でひたすら本を読んで、目的地に着いたら帰ってくる。他に自分で決めているルールとしては「一人で行く」「有料特急を使わない(切符は乗車券だけ)」と…

日本の音楽はそんなに「違う」のか

マーティ・フリードマンがアメリカと日本の音楽の違いについて説明している動画(英語)がある。 Differences between American & Japanese music (chords progression example) 「日本では、日本音楽の典型的なコード進行やメロディが、ビジュアル系やヘビー…

別館もはてなブログに移行

「米中毒本館」の方をはてなダイアリーからはてなブログに移行したという話を本館ブログに書いた。 こちらの別館ははてなダイアリーのままにしておこうと思っていたのだが、気が変わって移行することにした。はてなブログの方が見栄えがいいし、管理のインタ…

プロ野球 奇人変人列伝(野村克也)

プロ野球 奇人変人列伝 (詩想社新書)作者: 野村克也出版社/メーカー: 詩想社発売日: 2017/07/31メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る著者がこれまで60年以上プロ野球界に身を置いてきた中で出会った奇人変人たち52人(著者本人を含む)を紹介して…

不思議なCM(10)

どうでもいいことなのだが、斎藤工と泉里香のインディードのCM、何回観ても気になる。 仕事編・バイト編の構成は同じで、「幸せなら手をたたこう」の替え歌で進む。仕事編だと以下のようになる。 ♪仕事さがしはインディード ♪仕事さがしはインディード 「イ…

ルパン三世の映画第1作を観る

ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2008/12/03メディア: Blu-ray購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (41件) を見るルパン三世の映画といえば、我々の世代には2作目「カリオストロの城」(監督・脚…

ソロモンの偽証(宮部みゆき)

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/08/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (38件) を見るソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 201…

殺人の門(東野圭吾)

殺人の門 (角川文庫)作者: 東野圭吾,角川書店装丁室高柳雅人,角川書店装丁室出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/05/26メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (143件) を見る久しぶりに小説の感想を書く。2003年の作品。 「倉持修…

スターバックスのコーヒーが苦手な理由が(なんとなく)わかった

一人でカフェに入るのは好きな方で、外で少し時間ができるとコーヒーを飲みながら本を読んだりちょっとした調べものをしたりしながら過ごすことが多い。カフェの売上高では、スターバックスとドトールが二強らしい。そして最近はローソンやセブンイレブンな…

要求通りの目覚まし時計が見つからない

最近、iPhoneを寝床に持ち込むのをやめた。目覚まし時計を兼ねて、寝る時にはいつもiPhoneを横に置いていたのだが、ちょっと寝つけないとついついiPhoneでなんだかんだ見てしまう。明らかに睡眠時間をロスしている。寝る前に液晶画面を眺めるのは安眠の妨げ…

負けたらゴミを拾わないという人は勝っても拾わない

サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本―コートジボワール戦の観戦を終えた日本人サポーターが、客席のゴミを片づける画像が世界に広まり、各国の主要メディアから称賛されている。 ブラジルの有力紙「フォーリャ・デ・サンパウロ」(電子版…

木製の王子(麻耶雄嵩)

木製の王子 (講談社文庫)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/08メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (23件) を見る2000年の作品。如月烏有や木更津悠也が登場するシリーズ。 比叡山の麓に隠棲する白樫家で殺人事件…

奇面館の殺人(綾辻行人)

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/01/06メディア: 新書購入: 3人 クリック: 414回この商品を含むブログ (114件) を見る前作から6年、館シリーズ第9作。執筆の状況が作者のTwitterで語られていたりしたので、…

非常食をそろえる (2)

前回のエントリで「非常食定期宅配サービスyamoryはサービスをやめてしまうらしい」と書いたのだが、新年1月5日からサービスを再開するようである。株式会社R-proが業務を引き継ぐとのこと。どんなサービスになるのか注目していたい。さて、非常食を自分でち…

凶鳥の如き忌むもの(三津田信三)

「まがとりのごときいむもの」。2006年、刀城言耶シリーズ第2作。凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/06メディア: 新書購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (66件) を見る「怖さ」という…

非常食をそろえる (1)

ちきりんさんのTwitterでのつぶやきから知ったのだが、「非常食定期宅配サービスyamory」というのがある。災害時用の非常食を6ヶ月ごとに宅配してくれるというサービス。賞味期限が切れる前に次のが配達されるので、そのたびに前のを食べて新しいのに入れ替…

四季 春(森博嗣)

四季 春 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (147件) を見るS&Mシリーズにも登場する真賀田四季を描いたシリーズ(だと思う)の第1作。 天才科学者・真賀田四季。…