歯の詰め物がとれたので、久しぶりに何回か歯医者に通った。歯科医の先生に詰め物を入れ直してもらったあとの何回かは、歯科衛生士(だと思う)の女性が歯石を取ってくれたのだが、その時に「お痛みはありませんか?」「(椅子を)お倒しします」と、ほとんどの言葉に「お」がつくのが印象的だった。特に「お痛み」というのはなかなか言わないと思う。
歯石を取ってもらっている間、「そういえば、言葉をていねいにするための『お』『ご』をつけるかどうかの基準で言葉を分類するとどうなるか?」ということを考えていた。
自分の主観でざっと分類するとこんな感じか。
- 言葉の一部になっていて、切り離せないもの
おむつ、おしめ、ご飯、おねしょ、おかず、おまわり(さん)、おにぎり、おむすび、お上 - 切り離せないことはないが、自分はつけることが多いもの
お茶、お客(さん、様)、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん - 自分が場合によってつけたりつけなかったりするもの
お金 - 女性はつけることが多いが、自分はつけないもの
お芝居、お正月、お給料、お弁当、お酢、お布団、お化粧、お醤油、お刺身、お寿司、お皿、お酒、お琴、お砂糖、おまんじゅう、お湯 - 女性でもつける人は少数派だと思うもの
お紅茶、お薬、お口、ご本、おみかん、お水、お帽子、おひげ、お靴、お部屋、お大根、お塩、お椅子、お仕事 - 子供向けのイメージがあるもの
おかたづけ、お教室 - 業務中に使うイメージのもの
お電話、お玄関 - 特殊な層の人しかつけない(業界用語)と思うもの
おビール、おソース、お痛み
(「お薬」も若干ここのイメージあり)
私が「お」「ご」をつけるのははじめの3つのカテゴリだけ。