ばんそうこうの話で思い出した。「福井県の人は、テレビで番組を放映していない時に画面に出る砂嵐のことを『ジャミジャミ』と呼ぶ」という話をテレビで観た。ほんまかいなと思っていると次の日にちょうど福井県出身の友人と会ったので、さっそく聞いてみた。
私「夜中にテレビの画面に出る砂嵐、あれ何ていう?」
友「ん? ホワイトノイズ?」
私「いやそんな技術用語じゃなくて、普通の言葉で」
友「... ジャミジャミ」
やっぱり普通の言葉で「ジャミジャミ」らしい。
この言葉が生まれたのは当然テレビ放送開始より後のはず。そんなに新しい言葉で、しかも地元の食べ物や地元の会社の商品名のように本質的にローカル性のあるものでもないのに、福井県だけで(おそらく幅広い年齢層で)使われているというのはおもしろい。どうやって発生して広まっていったのか興味深いところである。