全脳自由帳

より考えるために書く

あるある効果で納豆売り切れ(2)

「納豆を食べればダイエットできる」とテレビ番組が紹介し、全国各地の小売店で納豆の売り切れが相次いでいる。メーカー各社は増産を急ぐが、依然として品薄の状態が続き、新聞に「おわび広告」を掲載するメーカーも出るなど異常な事態となっている。
7日放映のフジテレビのバラエティ番組が、納豆を2週間食べ続け体重を減らした男女の事例を紹介。納豆のイソフラボンが体内の特定のホルモンを増やし、ダイエット効果を生むとする。
放映後、若い女性を中心に売り上げが急増。タカノフーズ茨城県小美玉市)やミツカン(愛知県半田市)は品切れのおわび広告を11日朝刊に掲載する。

あるメーカーの担当者は「うれしい悲鳴と言いたいが、お客様に迷惑を掛け、喜んでばかりいられない」と複雑な表情をみせる。

MSN毎日インタラクティブ: 納豆: TV番組でダイエット効果紹介、売り切れ相次ぐ

ちょっとした騒ぎになっている。別におわび広告まで出す必要はないと思うのだが。出すならフジテレビとの連名にしてはどうか。

今回はダイエットがらみなので特に売れたのだろう。いつも思うのだが、あるあるでよくある「○○を2週間食べてもらって数値(体重・血液検査の結果など)の変化を調べる」という実験の場合、○○を食べる以外にも、テレビ番組での実験をやっていると思うとその2週間は自然とまっとうな食事をしてしまうものなのではないか。それに体重というのは最後の計測の日に水をどれだけ飲んだかとか排便があったかとかでもだいぶ違うものである。そのへんにも指導が入っているのではないかと勘ぐってしまう。