全脳自由帳

より考えるために書く

あるある効果で納豆売り切れ(3)

フジテレビ系の生活情報番組発掘!あるある大事典2」で、納豆のダイエット効果を紹介した7日放送分にデータ捏造(ねつぞう)などの問題が判明し、制作した関西テレビ大阪市)が20日、発表した。番組では、納豆を食べた被験者の中性脂肪値が正常値になったとコメントし、字幕で数字をつけて紹介。だが実際には測定しておらず、他の実験でも測定や検査をしないまま、架空の数字を番組で流していた。会見した千草宗一郎社長は「放送局としての信頼を著しく損ない、視聴者の信頼を裏切ることになり、誠に申し訳ない」と謝罪した。

asahi.com: 「あるある大事典」納豆ダイエットで捏造 関テレが謝罪

先日のエントリで、納豆メーカーが品切れのおわび広告を出すことに対して冗談で「出すならフジテレビとの連名にしてはどうか」と書いたのだが、それどころではない事態になっている。関西テレビの謝罪文によると、実験結果、検査結果、ダイエット結果の写真、アメリカの大学教授のコメントなど、かなりのところで捏造があったようである。

こういうのを見るといつも、結局一番楽なのは正直にやることだなと思う。現場の人たちがそう考えられなかったから起きたということか。

ここしばらく納豆が品切れ状態で、かろうじて売られている銘柄を細々と食べていたが、やっと元通りに好きな銘柄を普通のペースで食べられるようになりそうである。