全脳自由帳

より考えるために書く

手持ちの本・CD・DVDをウェブに登録する(4)

(1) (2) (3)の続き。

ブクログに登録するものの範囲を決めたら、自宅にある本・CD・DVD(自分の所有だと思えるもの)をひたすら登録しなければならない。
ブクログではいろんな登録手段が用意されていて、ざっと以下の方法がある。

  1. ブクログの登録ページ(PC版モバイル版)で検索して登録
  2. iPhone/Androidブクログアプリで検索して登録
  3. iPhone/Android/Macブクログアプリでバーコードを読み取って登録
  4. Amazonの商品ページからブックマークレットで登録
  5. ISBN/ASIN(のリスト)を入力して登録
  6. 携帯電話のカメラでバーコードを読み取って情報をメールで送ることにより登録

買った本やほしいと思った本を1冊登録するだけなら1〜4のいずれかを使えばいいのだが、自宅にすでにある本を大量に登録するには、いちいち検索したりバーコードをカメラで読み取ったりするのは手間がかかりすぎる。

大量の本をあまり手間をかけずに登録する方法はどうやら1つしかない。バーコードリーダを使うのである。スーパーのレジで使われているようなリーダを使って、本のバーコードを順にピッピッと読んでいく。リーダをUSB接続したPCには、1冊ごとにISBNの数字列が入力される。そのリストを5.の方法でブクログの登録ページに食わせれば一気にたくさんの本が登録できるのである。

この方法を知った時、バーコードをピッピッと読んでいくのがとにかく気持ちよさそうで、すぐにでも自宅の自分の本を片っ端から登録したいという衝動にかられたのだが、バーコードリーダがちょっと高い(当時は6000円ぐらいだった)のでしばらく躊躇していた。しかし上にも書いたように、他の方法で登録するのは現実的ではない。迷っていてもしょうがない。というわけで、エフケイシステムのTSK-Uというバーコードリーダを購入。

PCに接続し、付属のマニュアルに載っているバーコードを使って簡単な設定(音量の大小、1回の読み取りごとに改行コードを出力する、など)をしたあと、ひたすらバーコードを読んでいく。これは気持ちいい。

ほとんどの本には裏表紙にバーコードがあるのだが、中にはバーコードがなくてISBNの数字だけ書いてあるもの(特に古い本に多い)、ISBNさえ書いていないものもある。前者は手でISBNを入力。後者についてはタイトルをAmazonで検索し、見つかったらそれを登録、なければAmazonにもないということなのでブクログはあきらめてメディアマーカーの方で登録、という手順。

2日ぐらいかかって、自分のものだと見なせる蔵書は全部登録した。バーコードリーダは大活躍。

しかしその後は一度も使っていない。買った本・ほしい本を1冊だけ登録するには1〜4の方法の方が早いし、ほしい本を買う前に登録する際にはそもそも読むバーコードがないので使えないのである。というわけで、最初の大量登録の時だけ必要なデバイスだということになる。

本の次は音楽CDとDVD。これがかなり大変だった。つづく。