休みの日など、朝遅くまで寝ると頭が痛くなることが多い。偏頭痛である。これには数十年来悩まされている。1日耐えて次の日の朝普通の時刻に起きると治っているのだが、それまでがつらい。昼のうちに改めて寝ても「寝すぎ」が増長されるだけで、頭痛はひかない。
寝すぎると緊張が緩み、頭の血管が広がることで頭痛が起こるといわれています。
寝すぎで頭痛が起こる原因は? - [女性の健康]All About
なんとなく血管が広がるのは悪いことではないような気がしてしまいますが、一説に、血管が収縮してその後広がり過ぎた時、拡がった血管が近くの感覚神経(三叉神経)を刺激することと、同時に神経伝達物質などの放出を介して血管の周囲に炎症が広がることで、痛みが起こると言われているのです。かぜをひくと頭痛がおこるのも同じ機序ではないかとも考えられています。
頭の血管の広がりによって生じるとは知らなかった。偏頭痛になるのは、広がった影響を受ける部分だけが痛むからか。
この記事には、肝心の「どうやったら治るのか」は書かれていない。他を検索するといろいろ出てくるが、決め手になる対処法は見当たらず。頭痛薬は効かないし飲みたくない。頭のマッサージやツボ押しもあまり有効だったことはない。
寝すぎによる頭痛に悩まされないための現実的な対策としては、あまり寝過ぎないようにするということですね。当たり前だと思われるかもしれませんが、予防策としては確実です。
寝すぎによる頭痛の原因,対処
ガクッ。
他に「そういうときは運動しましょう」と書いている人もいるのだが、それができるなら苦労はしないのである。動くと頭がガンガン痛むのに運動なんてする気にはなれない。
私の経験では、「体(頭ではない)を温める」というのが唯一の対策である。熱いシャワーでも効果はあるが、風呂に入るのが一番いい(昼間から風呂に湯を張って入るところまでやる元気があるかどうかが問題だが)。これで頭痛がいくぶん緩和されることが多い。
頭痛は血管の広がりによって生じるというのなら、体を温めるという対処は間違っているような気もする。しかし実際緩和されるということは、体の血管が広がると頭の血管が収縮するのか、それとも体の中の活動が活発になって頭の中の炎症を抑える作用が出てくるのか。