- 作者: 有栖川有栖,鈴木有布子
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2006/04/10
- メディア: コミック
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ストーリーは小説と全く同じなので事前にわかっていたわけだが、マンガで読むとだいぶ印象が変わる。登場人物が17人もいるのでややこしいのだが、顔で区別できると少しわかりやすくなる。
小説→マンガ(あるいはアニメ)という順をたどったときによくある「人物がイメージと違う!」というのはあまりなかった。探偵役の江神二郎はなんとなくイメージ通り。語り手のアリス(有栖川有栖)がちょっとかわいすぎる気もするが、それくらいは許せる。
マンガならではの味もあって、全体的になかなかよかった印象。ただし長編小説のストーリーをコミックス1巻で描いているのでさすがに展開が速いし、省略されたエピソードもかなりある。この話をコミックスを読んだだけですませてしまうのはやはりもったいない。まず小説の方を読むのがオススメ。