全脳自由帳

より考えるために書く

真昼に別れるのはいや(笹沢左保)

1961年の作品。古本屋で入手。「暗い傾斜」と同様、「マジックミラー」(有栖川有栖)のあとがきでアリバイトリックの1つのカテゴリに属する作例として挙げられている。

ミステリー小説にしては珍しく長さが手ごろで読みやすい。しかけも手ごろ。アリバイトリックはユニークといえばユニークだが、ちょっと先が見えていた感じだった。