全脳自由帳

より考えるために書く

ある閉ざされた雪の山荘で(東野圭吾)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

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で紹介されていた小説。以下はAmazonのページでの内容紹介。

1度限りの大トリック!
たった1度の大トリック!劇中の殺人は真実か?
俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!

1日で一気に読めた。トリックには素直に感嘆。しかし「たった一行で世界が反転する」への期待が大きすぎたのか、大どんでん返しというほどには感じなかった。同じ東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」も読んでみるか。

上記「このどんでん返しがすごい!」では、筒井康隆の「ロートレック荘事件」も紹介されている。こちらはだいぶ前に読んだ。真相が明かされた時には唖然としたものだった。そこに至るまでの人物・場景描写にも惹きつけられるものがあり、筒井氏の作家としての力量や懐の深さを知ることができる作品だと思う。超オススメ。

ロートレック荘事件 (新潮文庫)

ロートレック荘事件 (新潮文庫)