
- 作者: クラーク,池田真紀子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 文庫
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しかしこれはピンとこなかった。全体のテーマが今ひとつ響かなかったし、あちこちで賞賛されている結末も特にインパクトを感じなかった。
Amazonのレビューで「日本人の我々には衝撃度が低いと思われるが、キリスト教文化圏の人間が、キリスト教文化圏の人間達に訴えたということを忘れないで欲しい。彼らにとってはとんでもない問題作である」と書いていた人がいた。なるほど、キリスト教のバックグラウンドのある人にはインパクトの強い話なのか...と思ったのだが、日本人のレビューでも絶賛している人は多いしな。取り残された気分である。