全脳自由帳

より考えるために書く

「バタフライ・エフェクト」を再び観る

だいぶ前に海外出張の飛行機の中で観た映画。とてもよかったのでこの正月休みにDVDをレンタルして再度鑑賞。子供にはちょっと不向きな内容なので妻と2人で。

以下はAmazonの商品説明より。

不幸な人生を歩んだ初恋の女性を助けるために、過去に戻れる能力を持つ青年が間違った瞬間を修正していくという時間モノSFの大傑作。皮肉なことに何度修正しても必ず誰かが不幸になる。そこで主人公が取った方法とは……。

やはりすばらしい映画だった。妻もおもしろかったと言っていた。めまぐるしい展開に最後まで引きつけられる。そして終わり方が好きである。

その終わり方なのだが、DVDには本編以外に別バージョンの結末も入っている。同じ商品説明より。

特典映像として2つのヴァリエーションのエンディング付き。もっとすごいのが特典ディスク収録のディレクターズ・カット。劇場公開版にはなかったいくつかのエピソードが追加されているのだが、それらすべてが劇場公開版とはまったく違う結末のための伏線なのだ。劇場やレンタルで観て感動した方は、絶対にセル版のみのディレクターズ・カットを観ていただきたい。驚きます!

ややこしいのだが、本編(これはもちろん映画館で公開されたのと同じ内容)以外に

  1. エンディング部分のみの別バージョンが2つ
  2. ディレクターズ・カット版としていくつかの追加シーン + 別バージョンの結末

があるようである。そしてレンタルで借りられるDVD(2枚組の1枚目だけ)には1.しか入っていない。

レンタルしてきた私は本編以外に1.の2つのエンディングだけを観たのだが、これらは明らかに本編のエンディングより劣ると思うし、監督もそうコメントしている。そうなると2.の方が気になる。それを観るためだけにDVDを買うのももったいないので、内容を書いている人がいないか検索してみると見つかった(下記リンク先はネタバレありなので、今後観る可能性のある人は読まない方がよい)。

うーむ、これはまるで違う結末。全体のストーリーや伏線との関係も微妙に変わってくる。実際に映像を観てはいないものの、内容を聞いた限りでは「そこまでやらなくても」という感じがする。私はやはり本編のエンディングの方が好きである。