ふとテレビをつけたら、NHK教育で「知るを楽しむ・この人この世界」という番組をやっていた。金田一秀穂先生の「びゅの日本語」。
- 日本語の音(外来語や擬音語でしか使わない「シェ」「ティ」のような音を除く、もともとある音)は101個
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわんがぎぐげござじずぜぞだでどばびぶべぼぱぴぷぺぽきゃきゅきょしゃしゅしょちゃちゅちょにゃにゅにょひゃひゅひょみゃみゅみょりゃりゅりょぎゃぎゅぎょじゃじゅじょびゃびゅびょぴゃぴょっ
非常に少ない。英語の音の数は万単位 - 「ぴゅ」はもともと日本語にない
- 「ひゅ」は「日向(ひゅうが)」でしか使われない
- 「びゅ」は「謬(びゅう)」という字(「誤謬」「無謬」「謬見」など)でしか使われない
- 音の数が少ないので同音語が多い。最も多いのは「こうしょう」で、大辞林の見出しで47個
前から思っていたのだが、この金田一秀穂先生、三代続きの国語学者というのはすごい。遺伝なのか環境なのか。3人とも有名な人である。お兄さんは外国語学者。
Wikipedia - 金田一
金田一秀穂先生の口から聞いてみたいセリフ。「じっちゃんの名にかけて!」