全脳自由帳

より考えるために書く

イピピとオポポ

金田一秀穂先生の「知るを楽しむ・この人この世界」、6/18の放送は「音の不思議な力」。言葉の意味以外にも音の印象や言葉のリズムによって人間はいろんなことを感じ取っているという内容だった。

この番組の中で、以下のような調査を街頭で行っていた。

宇宙人の夫婦がいて、名前を「イピピ」と「オポポ」といいます。どちらが夫の名前でどちらが妻の名前に聞こえますか?

これに対してほとんどの人は「『オポポ』が夫で『イピピ』が妻」と答えた。人間は前者(オ段の音)を男っぽく、後者(イ段の音)を女っぽく感じるという。

ガーン。私は第一感で「イピピ」の方が夫だと思ったのだった。普通の人の感覚と違うのだろうか。

ちょっと考えて、「笑い声の場合は『オホホ』が女っぽくて『イヒヒ』はどちらかというと男っぽい。それを連想して自分は『イピピ』が夫だと思ったのだ」と解釈することにした。でも、だとすると他の人はなぜ「イピピ」が妻なのだろう。やっぱりわからない。