全脳自由帳

より考えるために書く

手持ちの音楽CDをハードディスクに保存する(3)

音楽CDの中には、昨年出たビートルズのデジタル・リマスター盤のように、PC向けのデータ(プロモーション映像など)が一緒に入っているものがある。このようなCDはマルチセッションの形式をとっており、セッション1に音楽データが、セッション2以降に他のデータが格納されている。CD Manipulatorではセッション1しかコピーできないため、セッション2以降は別の方法でコピーする必要がある。

これにはIsoBusterというフリーソフトを使うことにした。セッション2以降はそのままPCでアクセスできる形で保存しておく。そうすればプログラムや映像を直接起動することができる。

というわけで、音楽CDを無圧縮でハードディスクに保存しておく体制が整った。いったん保存していくと、聴きたい時にラックからCDを取り出さなくてもすぐにマウントしてiTunesなどで聴けるし、シークが速くて快適なので、捨てようと思っていたCDよりもむしろよく聴くCDの方をどんどんハードディスクにコピーしていきたくなる。

ただし、コピーするのにはかなり時間がかかり、また前回書いたように、コピーするたびにマウントできるかチェックしないといけないので、コピー作業に夢中になるとそれにどんどん時間を使ってしまう。特に、何かCDを聴こうと思ったときに「まずハードディスクに落としてからマウントして聴こう」とか思ってしまうと、音楽を聴くこと自体が重い作業になってしまう。やはり最初の方針通り、捨ててもいいものだけを重点的にコピーしていこうと思う。

中身をハードディスクにコピーした上でCDをブックオフなどに売るのは多分違法だと思うので、聴かなくなったCDの中身をハードディスクにコピーしたら、ブックレット(と言うのか? 中に入っている冊子)だけを手元に残して捨ててしまうつもりである。売るにはブックレットも必要で、それを手放すと内容がわからなくなってしまうし。