全脳自由帳

より考えるために書く

手持ちのメディアの映像をハードディスクに保存する(3)

PCMCIAのIEEE1394カードと変換ケーブルが届いたので、昔使っていたムービーをPCに接続し、DVテープからハードディスクへの取り込み(キャプチャリング)を始めることにした。

あと用意すべきなのは、PC上で動かすキャプチャソフト。まずArea61 DVビデオキャプチャというフリーソフトを使ってみた。無事映像も音声も取り込まれ、ハードディスクにAVIファイルができる。まずはホッ。

そのままDVテープ何本かを取り込んだのだが、たまにフレーム落ちする(ドロップフレームの発生が表示される)ことがある。リアルタイムでの取り込みはどうも動作がデリケートらしい。外乱が入らないように他の作業は同時に行わないようにし、ネット接続もはずして動作させてみたのだが、それでもフレーム落ちするときはする。

そこでさらにソフトを探して、WinDVというのを発見。これもフリーソフト。バッファリングしながらキャプチャリングしてくれるのでフレーム落ちが発生しにくいらしい。しかも、日付が異なるシーンを別ファイルに分けるというようなこともほぼできる。「ビデオテープのデジタル化(その2): 気になる・・・ 気になる・・・」というエントリに設定内容についても書いてあったので、基本的には同じように設定した。

  • AVIファイルにはType 1、Type 2の2つのフォーマットがあり、Area61もWinDVもどちらのフォーマットでも記録できるようになっている。いろんなページの解説を読んでいると、どうもType 2にしておいた方が無難なようなので(例: DV AVI Type1、2)、Type 2に設定。
  • 右側のパラメータ設定は、私の使い方でも同じ18000(5時間), 1000000(最大値), 1(全フレーム), 2(桁)でOK。
  • Date/Timeのフォーマットは、▼印をクリックして選択できるフォーマットのいずれかをそのまま使わなければならない。選択肢の文字列を編集することができてしまうのだが、編集するとキャプチャリングが動かなかった。

これでキャプチャリングを動作させる。フレーム落ちはしなくなった(途中に無録画部分があるとフレーム落ちとして報告されるが、これはしかたがない)。日付ごとにファイルを分けてくれるのもうれしい。これでDVテープの内容を一本一本ハードディスクに保存していこうと思う。最後までビデオカメラが壊れないことを祈りつつ。