ザ・ビートルズのさまざまな権利を管理する英アップル社と英EMIミュージックが、ザ・ビートルズのオリジナル・アルバム全12枚と、1987年のCD化に際してビートルズのコア・カタログに加えられた『マジカル・ミステリー・ツアー』、そして今回1タイトルにまとめられた編集盤の『パスト・マスターズvol.1』と『パスト・マスターズVol.2』の計14タイトル（16枚）が、1987年の初CD化以来、初めてデジタル・リマスターされ、2009年9月9日に世界同時発売されることを発表した。
ザ・ビートルズ、遂に待望のデジタル・リマスター登場
(中略)
こうしてオリジナルのリリース以来、最も原音に近いサウンドとなった今回のCDには、オリジナルのライナー・ノーツと新たな解説、そしてレアな写真を収めたブックレットが付き、更に全アルバムには期間限定でアルバムに関する短いドキュメンタリー・フィルムもCDエキストラで収録される。また、これら全14作のアルバムは、ドキュメンタリーを集めたDVD付きでボックス・セットとしても発売される。
うう、これはよだれが出る。上記14作は全てCDで持っているが、全部をリマスタリング、しかも今のCDではモノラルになっている最初の4作(「Please Please Me」〜「Beatles For Sale」。アナログLPではステレオ盤が存在していたらしい)がステレオになるという。さらに、コレクターのためにモノラルミックスのみを集めたボックスまで出るらしい。
近年になって出た「Let It Be... Naked」も「Love」も買う価値のあるものだった。今回は買うとしたら思い切ってボックスセット(ステレオの方)かな。ビートルズなら14作とも2枚ずつ(「Let It Be」は3枚ということになるか)持つぐらいのぜいたくはしてもいい気がする。一生飽きずに聴けるだろうから...。
ボックスの価格は書かれていないが、1作ずつの価格から推定すると3万円ちょっとで買えそうである。
