全脳自由帳

より考えるために書く

コーヒーエネマを始める

やるべきかやらざるべきか、前からずっと迷っていたコーヒーエネマをついに始めた。

腸内洗浄である。コーヒー液を薄めたものを肛門から約1リットル注入し、大腸からの排泄を促す。人間の体の中で一番汚いのはなんといっても腸の中で、そこをきれいにするというのは絶対効果があるはずなのでやってみたかったのだが、お尻に管を入れるというのはいかにも抵抗があり、自宅のどこでどうやってやるのかという問題もあって、ずっと躊躇していた。しかし友人の勧めもあって思い切って始めることにした。

これは気持ちいい。とにかく信じられないぐらい出る。もともと私は便秘症ではないが毎日快便というわけでもなかった。その時と比べて、出る量が半端ではない。注入した液の量を差し引いても明らかに増えている。それだけ従来は圧縮されたり吸収されたりしていたわけである。ちゃんと排出するようにすれば必ず体によい影響があるはず。

毎日決まった時間帯に自宅で排便するようになるというだけでもメリットがある。これで、会社などの自宅以外のところで大の方をすることはほとんどなくなりそう。

コーヒーエネマにもいくつか流派のようなものがあって、少なくとも以下の2つのやり方があるようである。

  1. 右を下にして横になった状態で注入(横行結腸まで液を入れるため)、12分ほどそのまま保ってから排出
  2. 膝をついて直立した体勢で注入、すぐに排出

私は独り暮らしではないので、いろいろ考えるとトイレで行うしかなく、しかもそれほど長く占有するわけにもいかないので、2.の方法にしている。これだと15分ぐらいで終わるから家族にあまり迷惑をかけることもない。

もっと早く始めればよかった。便秘で悩む人にはさらにオススメだと思う。

2017.9.12追記

…と書いてから9年近く経った。コーヒーエネマはしばらく続けていたが、だんだん面倒になったりして結局やめてしまった。どうでもいいことだが、真夏のエネマが大変なのが1つの原因。トイレに冷房がないので暑くてしょうがなかった。

今考えると、確かに効果があるものだとは思うのだが、安全性が確立されていないのでやめておいた方がいいと思う。電解質異常、感染症などの危険性がないとはいえないし、管を入れることにより腸の粘膜を傷つけることもあるかもしれない。