ゆうべは6年ぶりの皆既月食だった。小学生の長女に「なぜ月食が起こるか」「なぜ滅多に起こらないか」「普段と月食の時との月の欠け方の違い」を熱く語り、一緒に見ようと早めに帰ったのに、自宅近辺では曇りのため見えず。残念。
月といえば、子供のころから不思議に思っていたことが2つあった。
- 太陽と月の見かけの大きさがほぼ同じなのはなぜ?
= 太陽と月の直径の比と地球からの距離の比がほぼ等しい(どちらも約400:1)のはなぜ? - いつも月の表面の同じ側(うさぎの餅つきの模様)しか見えないのはなぜ?
= 地球に対する月の自転周期と公転周期が等しいのはなぜ?
調べてみると、1.はどうやら偶然のようである。神秘的なものを感じる。見かけの大きさがほぼ同じであるがゆえに、微妙なズレで日食が皆既食になったり金環食になったりするわけである。
2.が偶然ならもっとすごいのだが、こちらは偶然ではなくて、潮汐力の影響でそうなるらしい。火星や木星や土星の衛星もそうなっているものが多いという。
[関連ページ]