全脳自由帳

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世界で最も話す人の多い言語

前回のエントリに書いた"Ethnologue: Languages of the World"によると、世界で最も話す人の多い言語は中国語の北京語(Chinese Mandarin)ということになる。約8億7千万人が話すそうである。

これは多分、第一言語として話す人の数。「世界で最も話す人の多い言語は何か」のもう1つの答が新聞のエッセイに載っていた。「ブロークンイングリッシュ」だというのである。

確かに。中国語はほとんど中国人しか話さないが、ブロークンイングリッシュ(下手な英語)は世界中で話されている。英語圏でない国へ行くと、向こうもこちらも英語がうまくないけど英語で会話する、ということになる。インドでは、方言が多い上に標準語が普及していないので、違う地方の人の間では英語で話すのが一般的だとか。日本でいえば東京弁大阪弁がお互いわからずに英語でしゃべらないといけないという状況か。

この話を英語ネイティブの人にする時は、「世界で一番ポピュラーなBroken English、あなたはしゃべれないだろうけど僕はしゃべれるよ」と言うことにしている。