全脳自由帳

より考えるために書く

多読を始める

ハリー・ポッター原書に四苦八苦」へのコメントでたからのやまさんから、「多読」を中心としたSSS英語学習法というのを教えていただいた。「辞書を引かない」「わからないところは飛ばして前へ進む」「つまらなくなったらやめる」を原則として、100万語単位でたくさんの英語の本を読むという学習法。この考え方はよさそうなので、実行してみることにした。SSS英語学習法のホームページと、たからのやまさんのエントリに出ていた「100万語多読入門」を読んで多読について勉強。

SSS英語学習法では、本の読みやすさの指標としてYLというのを定めている。YLが"Yomiyasusa Level"の略だというのは何とかならないのかと思うが。まずはやさしいものからというわけで、YL0の"The Long Road"、YL1の"Six Sketches", "Inspector Logan"を読んでみたが、さすがに簡単すぎてちょっとおもしろくない。辞書を引きたくなるような単語もなし。

次にYL2の"Heidi"と"Apollo 13"を読んだ。"Heidi"は「アルプスの少女ハイジ」を簡単な英語でリライトしたもの。"Apollo 13"は映画にもなったアポロ13号の話。どちらも内容はおもしろかったが、まだかなりやさしい。

最初はやさしいものをたくさん読むのがいいようだが、これからはYL3ぐらいの本を読んでみて、ストレスを感じるようならまたYL2に戻る、という感じでいろいろ読むつもりである。ある程度続いたら「チョコレート工場の秘密」の原作"Charlie and the Chocolate Factory"(YL4)や、簡単にしていない方の"Heidi"(YL6)にも挑戦してみたい。そしていずれはハリー・ポッターシリーズ(YL6〜7)を辞書なしで読もうと思うのだが、いつになることやら。