全脳自由帳

より考えるために書く

食いだおれ、着だおれ、他には?

会社のグループ旅行で観光バスに乗って浜松へ。職場の旅行となると夜の宴会がメインイベントだが、行き帰りもバスガイドさんのいろんなウンチクが聞けて盛り上がった。

その中の1つ。大阪は食べ物がおいしいということで「大阪(浪速)の食いだおれ」というのは有名。他に「京都の着だおれ」というのもある。「神戸の履きだおれ」とも言うらしい。では滋賀は何だおれでしょう? というのがガイドさんからのクイズ。正解は「建てだおれ」だそうである。滋賀県が「最も住みやすい県」に選ばれたことから最近言われるようになったらしい。

もう1つ、「名古屋は何だおれでしょう?」。よく言われる通り、名古屋は結婚などのイベントに金がかかる。だからみんな貯金に励むことから「貯めだおれ」というのが正解らしい。

私同様に理屈っぽい人が多いわが職場、ここでひそかに「おいおい」とツッコミが入る。「○○だおれ」というのは「夢中になって金をつぎ込み身上(しんしょう)をつぶしてしまうほど○○がさかん」という意味のはず。貯金で身上をつぶすということはないんじゃないのか。

帰ってから検索してみると、「食いだおれ」「着だおれ」は大阪と京都で決まりだが、「履きだおれ」は神戸の他に江戸と書いてあるところもあった。「建てだおれ」は大和(奈良)・堺・伊予というのが出てきた。「名古屋の貯めだおれ(貯め倒れ)」は何件かある。やっぱりそういう言い方をするのか。