全脳自由帳

より考えるために書く

TOMMY FEBRUARY6(TOMMY FEBRUARY6)

Tommy february6

Tommy february6

 

前から手に入れたいと思っていたアルバム。最近これを一番よく聴いている。

Tommy february6the brilliant greenのボーカル川瀬智子の別プロジェクト。february6という名前は彼女の誕生日が2月6日であることからきているらしい。

こういう音楽を何とジャンルづけするのかよくわからないが、すこぶる気持ちいい。そして日本語と英語が交替で出てくる歌詞の心地よさ。日本語の歌詞というのは英語に比べ同じメロディで少ない内容しか歌えないなどのハンディがあるし、元が西洋音楽なので英語が本家という感覚はぬぐえないが、それがゆえにこうやって英語とミックスして(日本人にとっては)独特の雰囲気を出せる。逆に英語の歌にそれ以外の言語の歌詞をミックスしたものを英語圏の人が聴いても同じ楽しみは得られないだろう。

一番気に入っているのは「トミーフェブラッテ、マカロン。」という曲。せつない歌詞とメロディが彼女のボーカルとよく合っている。なんでこんな変なタイトルなのかよくわからないが。

Tommy february6としての活動を始めた時(2002年)は余興でちょっとだけやるのかと思っていたし、事実一度終わっているはずだが、また活動を始め、さらにTommy heavenly6という新キャラクターでも曲をリリースしている。the brilliant greenは2003年ごろから活動停止らしい。そのあたりの歴史はTommy library6プロフィールのページに詳しい。

Tommy february6の活動が続いているのはファンとしてうれしいことだが、本線であったはずのバンドを休止して、いかにも余興っぽいプロジェクトの方が続いているのは、ちょっとだけ座りの悪いものを感じる。これからもこっちをメインに続けていくのだろうか。あのメガネはずっとかけ続けるのか。