全脳自由帳

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

ジョーカー 清(清涼院流水)

ジョーカー清 (講談社文庫)

ジョーカー清 (講談社文庫)

ジョーカー旧約探偵神話」(1997年)を二分冊にしたうちの上巻。

屍体装飾、遠隔殺人、アリバイ工作。作中作で示される「推理小説の構成要素三十項」を網羅するかのように、陸の孤島幻影城で繰り返される殺人事件。「芸術家(アーティスト)」を名乗る殺人者に、犯罪捜査のプロフェッショナルJDC(日本探偵倶楽部)の精鋭が挑む!

作者の勧め通りに、

  • コズミック 流 → ジョーカー 清 → ジョーカー 涼 → コズミック 水

と「清涼 in 流水」の順で読むことにしているので、これは「ジョーカー」の上巻であると同時に4冊中の2冊目でもある。

時間軸としては「コズミック」より先に起こった事件。「コズミック」ほどではないが、人がたくさん死ぬ。

文章はかなり読みやすい。メタミステリー的要素が露骨なのだが、バカミス的要素も多くて、いったいどうなることやらと思わせる。次の「ジョーカー 涼」でいったんは話が終わるはず。感心することになるのか壁に投げることになるのか、現時点では全然わからない。