全脳自由帳

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

封印再度(森博嗣)

封印再度 (講談社文庫)

封印再度 (講談社文庫)

S&Mシリーズ第5作。邦題「封印再度」と英題「WHO INSIDE」は音が合っていて、かつ両方とも意味がストーリーと合致している。うまくつけたものである。というか、森博嗣はタイトルを決めるのに2〜3週間かけ、それに合わせてストーリーを考えるというから、主題をうまく設定したというべきか。

トリックはかなり科学的だが話の主題はかなり非科学的というか観念的になっている、おもしろい話だった。犀川と萌絵の関係にも変化が見られる。

興味をそそられたのが「仏画の模写」。全くオリジナリティのない作業のように思うのだが、それを仕事にしている人もいるのであるな。検索したらいろいろと出てきた。

これでS&Mシリーズの前半を読了。後半5作は様相が変わってくるようなので楽しみ。