全脳自由帳

より考えるために書く

rmコマンドの使い方変遷

今日の「Life is beautiful」はミスと警告の話だった。

UNIX上のシェルでコマンドをたたいて仕事をしていたころ、自分のrmコマンド(ファイルの削除)の使い方が以下のように変化した。

  1. ログイン時の初期化で alias rm 'rm -i' として、rmコマンドでファイルを削除しようとしたときには"remove XXX?"と聞いてくるように設定
  2. "remove XXX?"には何も考えず反射的に y と入力するようになる
  3. \rm ファイル名 というようにrmの前に \ をつけるとaliasされないrmが実行される(聞いてこない)ことを知り、必ず \rm ファイル名 と入力するようになる
  4. aliasしている意味がないのでaliasの設定をはずし、普通に rm ファイル名 と入力するようになる

削除してよいかどうか警告してくるように設定していても、ほとんどの場合はそのまま削除してよい。それが続くと結局は警告を無視するようになる。そして、警告を出さない方法があればそちらを実行するようになる。やはり「警告なしで削除されるが、いざというときは(多少手間はかかっても)復元できる」というのがよい。