全脳自由帳

より考えるために書く

宇多田ヒカルやっぱり復活説

This Is The One

This Is The One

ちょっとしたトラブルはあったが、妻に注文を頼まれた宇多田ヒカルのこのアメリカ向けアルバム(5/12発売)は遅滞なくAmazonから送られてきた。以来時々聴いている。

これはいいですね。昔「宇多田ヒカルスランプ説」「宇多田ヒカルやっぱりスランプ説」を書いて、そのあと"Prisoner Of Love"が出た時に「宇多田ヒカル復活説」を書いたのだが、やっぱり復活したなという感じがする。全米デビューアルバム「Exodus」に比べて、どの曲からも「緊張感」「切迫感」が強く感じ取れてよい。

当然全部英語の曲である。アメリカ向けを意識しているのか、全体的にリズムセクションを押し出したシンプルなアレンジになっている。なぜか"Merry Christmas Mr. Lawrence - FYI"(戦場のメリークリスマス)が入っているが、彼女なりにアレンジされている。"Automatic Part II"が入っているのも興味深いところ。

アメリカでの売れ行きはどうかというと、ビルボードの5/30付ランキングで69位、iTunesのランキングでは19位(POPアルバム部門では2位)に入っているという。快調と言えるのではないだろうか。