全脳自由帳

より考えるために書く

言葉の使われ始め(2)

  • 若い女の子のことを「ギャル」と呼ぶのが一般的になったのは沢田研二の「OH! ギャル」という曲がヒットしてから

これも信じて疑っていなかった。実際この歌(1979年)が出るまでは「ギャル」という言葉を知らなかったし、歌番組(ザ・ベストテンだったか?)で司会者が沢田研二に「ギャルってどういう意味ですか?」と聞いていた記憶がある。

Wikipediaギャルの項によると、「1972年にGalsという女性用ジーンズが発売された時から広まった」とある。そんなに前から認知されていたのか? しかし「OH! ギャル」の項には「この曲のヒットによってギャルという言葉が市民権を得た」となっている。

Wikipedia(の出典)を信じるなら1972年ごろからある程度認知されていたのだろうが、多くの人が知るようになったのはやはり「OH! ギャル」からだと思う。当時の沢田研二にはそれくらいの勢いはあったのである。ちなみに、東京を「TOKIO」と書くことがあるのが知れ渡った(その名を冠したグループもある)のも、もちろん沢田研二の曲からである。

さらにWikipediaを信じるなら、沢田研二は「OH! ギャル」のことを「最も嫌いな歌」と言っているらしい。ギャルという言葉が浸透してしまうと野暮ったい歌ではある。

goo辞書によると、galは「1. = girl、2. ガル(加速度の単位)」。"gal Friday"(or "girl Friday")で「女性秘書」という意味になるらしい。1つ賢くなった。