- アーティスト: 矢井田瞳,Yaiko,Diamond Head
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/10/25
- メディア: CD
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先週の「僕らの音楽3」(4/28)のゲストは矢井田瞳だった。この番組ではゲストが「今一番会いたい人」を指名して対談するのだが、ヤイコが指名したのは笑福亭鶴瓶師匠。なんとベタな。しかし二人ともリラックスしていていい対談だった。なにも「あの素晴らしい愛をもう一度」を鶴瓶師匠と一緒に歌わなくても、一人で歌った方がいいのではないかとは思ったが。なんとこの回は「僕らの音楽」の歴代最高視聴率を記録したらしい。
「daiya-monde」はヤイコのメジャーデビューアルバム。私が何枚か持っているヤイコのアルバムはどれも好きだが、1つ推すとしたらこれである。とにかくストレートで元気がよくて気持ちいい。ヒットナンバー「My Sweet Darlin'」(「♪ダーリンダーリン...」である)はもちろんのこと、「もしものうた」(「♪新幹線に羽根が生えて ロンドンまで行ける日を待ってる...」という能天気な歌)のような、初期のアルバムならではと思える曲も入っている。彼女のライブやインタビューやドキュメンタリー番組を観ると、本当に音楽や歌うことが好きで一生懸命やってるんだなといつも思うのだが、このアルバムにはそれが素直に現れていると思う。
一番好きなのは「大阪ジェンヌ」→「I Like」と流れるところ。「大阪ジェンヌ」はパワフルなインストゥルメンタルで、これを聴くとサディスティック・ミカ・バンドの「塀までひとっとび」という曲を思い出す(曲自体は全く違うけど)。そして「I Like」につながるのだが、この曲も全くもってストレートかつパワフルである。何回聴いても飽きない。
以降のヤイコのアルバムは段々と洗練されていく感じがして心地よいのだが、このアルバムはこのアルバムでいつまでも聴いていくことになりそうである。