- アーティスト: Flatt & Scruggs
- 出版社/メーカー: Collectors' Choice
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: CD
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大学時代に先輩に「"Cripple Creek"が簡単な曲だと言う奴はスクラッグスのバッキングを聴いてみろ!」と言われたのを思い出しながら、バックアップにも耳を傾けつつ聴く。"Home Sweet Home"で一瞬音が途切れるところがあるのは変わっていない。今になって聴くと、"Ground Speed"のような派手な曲より"Fireball Mail"や"Cumberland Gap"のような淡白でシンプルなメロディの曲の方に味わいを感じる。
バンジョー弾きの神様と言われるスクラッグス。私にはそこまでのすごさはわからないのだが、スクラッグスの演奏を聴くと、いつも「これが本来のバンジョーの音!」という気がする。ブルーグラスを覚えた頃にフラット&スクラッグスばかり聴いていたわけでもないのに、バンジョーといえばこの音なのである。ライブでいうと「At Carnegie Hall!」のクリアな音とか。楽器はギブソンのグラナダだったか? 詳しいことは今度バンジョーオタクの人たちに聞いてみよう。
スクラッグスの最近の映像(アルバート・リーもいる)。今86歳なのか。いつまでも元気でいてほしいものである。