全脳自由帳

より考えるために書く

言葉の使われ始め(3)

  • 女の子の名前の最後の「な」に「春菜」「優樹菜」のように「菜」を使うのが浸透したのは中森明菜が登場してから

実感としてこう思っているのだがどうなのだろう。昔は「な」は「奈」(「名」もあったかも)が一般的で、中森明菜が出てきた時(デビューは1982年)は「珍しい字を使うなあ」と思ったものである。それから急速に珍しくなくなった印象がある。

最近は宮崎あおいの人気により、女の子の名前ランキングで「あおい」が上位に入っているという。子供の名づけがタレントの名前に影響されるのはよくあることで、中森明菜がそれくらいの影響を及ぼしていてもおかしくはない。

中森明菜に兄弟姉妹が多いのは有名な話である。6人兄弟の5番目で三女。兄弟全員に「明」の字がついているという。妹の中森明穂も一時は芸能界にいた。