全脳自由帳

より考えるために書く

胡坐と座禅と天丼

スイス人の知り合いと飲みに行ったら、座敷に座る時に彼は胡坐(あぐら)をかけなかった。胡坐に組もうとしても膝が下におりず、体育座りとの中間のような形になってしまう。欧米人はずっと椅子にしか座らないので、そういう人が多いらしい。

私はO脚のせいか、胡坐だけでなく両脚を組む座禅もできる。「結跏趺坐(けっかふざ)」というらしい。座禅修行の時、結跏趺坐のできない人は片足だけを組む「半跏趺坐(はんかふざ)」でもいいという(参考: 「坐禅の心得」)。

冒頭の胡坐の話は英語でしていたのだが、私が「関節(joint)が硬いからかな」と言ったら彼はそうじゃないという意見のようだった。どうも腱が硬い(伸びない)からだと言いたそうなのだが、2人とも英語ネイティブではないので「腱」を英語で何というのかわからなかった。辞書を引いてみたら"tendon"というらしい。天丼とは関係ないと思うが。「アキレス腱」は"Achilles tendon"。変である。