全脳自由帳

より考えるために書く

エレベーターの「閉」ボタン

エレベーターの「閉」ボタンを押さない人はいらち(せっかち)ではない、という話を以前のエントリに書いたが、だいぶ前のフジテレビ系「堂本兄弟」で堂本光一とゲストの小島奈津子が「早く閉まるように、階数のボタンより先に『閉』ボタンを押す」と言って、まわりに「何秒も違わないのに」とつっこまれていた。

私もいらちなので、当然「閉」ボタンを先に押す。ただし旧式のエレベーターだと階数を押していない状態で「閉」を押しても閉まらないことがあり、余計に時間がかかってしまう。したがって、普段自分がよく乗るいくつかのエレベーターについてはどれが「先に『閉』ボタンを押しても閉まるエレベーター」かを覚えておき、それ以外(初物を含む)に乗るときは先に階数ボタンを押してからすばやく「閉」を押すようにしていた。新しいエレベーターは先に「閉」でも閉まるものが多いので、最近は初めて乗るものでも先に「閉」を押すことが多い。...こうやって文章にしてみると、自分がいかにくだらないことにこだわっているかがよくわかるな。

いらちな人間にとっては「今開いたままになっているドア」がガマンならないのであって、目的地まで30分かかるのを3秒節約しようとか思っているわけではない。だから「何秒も違わないのに」と言ってみても意味がないのである。

これは役に立つ。間違えて押したのをダブルクリックでキャンセルできるエレベーターがあることは知っていたが、5回とか二重押しとかの技もあるとは。