全脳自由帳

より考えるために書く

ピンクレディ振付け

ゆうべは中学の同窓生の新年会だった。二次会のカラオケでは女子(という単語を久しぶりに使ってみる)3人でピンクレディ。「渚のシンドバッド」に始まり、振付けバリバリで10数曲。ひたすら感心。こっちは「ピンク・タイフーン」や「透明人間」など、歌の内容の記憶がおぼつかないものもある状況。もう四半世紀は経っているのによく振りを全部覚えているものだ。

「(中学の時)いつ練習してたの?」と聞いてみたが、明確な答はない。考えてみればそのはずで、好きなことというのは夢中になってやっているうちにいつの間か習得していているもの。いついつ練習しようと思ってやっていたわけではないだろう。

先日、毎日テレビの「痛快! 明石家電視台」にピンクレディの増田恵子が出ていて、素人のやる「UFO」の振付けにツッコミを入れるというコーナーがあった。例えば最初の「手を合わせて見つめるだけで」のあとの「チャンチャンチャン、チャララチャンチャンチャン」の時に脚をガニマタに開くところ(もっとましな書き方ができればいいのだが)、ここでは単に脚を開くだけでなく「足で地面を踏みしめる」のだそうである。これをはじめとして、振りを全然知らない私でも目からウロコの落ちるコーナーであった。仕事としてやっている人には別の苦労がある。