米中毒別館

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

「しんぼる」を観る


松本人志監督の「しんぼる」。普通の映画でないことはわかっていても観ないわけにはいかない。前作「大日本人」は家族4人で観に行ったが、今回は長女と2人で行ってきた。

確かにシュールな映画だった。しかし「大日本人」よりおもしろかった。映画というより松本人志のコントを観るつもりでいた方がいい。特に終盤の入り口までは。ただし爆笑ネタ連発という密度ではない。

タイトルの由来(の1つ)はすぐに明らかになる。結末の解釈については後で長女とあれこれ話し合い、だいたい同じような意見に達したのだが、特に正解はないのだろう。それも含めて、途中の○○は□□を表しているのではないか、というようなことを延々考えてもあまり意味はないような気がする。

海外での上映を意識していると聞いていた通り、「大日本人」に比べれば外国の人にもわかりやすそうである。あくまで日本人と外国人との背景知識・文化的親和性の相対的な差が「大日本人」より小さいというだけで、そもそも(絶対評価として)わかりやすい映画かどうかはまた別。メキシコロケにまで行ったそうだが、新型インフルエンザは大丈夫だったのだろうか。メキシコ編の全体ストーリーへの結びつき方は意外だった。

画面の左上隅付近に毛のようなもの(フィルムについたホコリ)があるのがずっと気になっていた。これは 1.映像効果としてわざと入れている 2.製作の途中で誤って入ってしまった 3.私の観た映画館の映写機に入ったホコリ(他の映画館では出ない) のどれだろう。1.ではないかと思っているのだが。

シルバーウィークのさなかだったのだが、夕方の上映ということもあってか、席は半分も埋まっていなかった。興行成績の方は大丈夫なのだろうか。