読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
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効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本
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「読書進化論」の方は、本とインターネットの関係、本を「読む」「書く」「売る」技術について。20分ぐらいで読めた。「売る」にはそれほど興味をそそられなかったのでそこはとばし読み。それと、ところどころに挿入されている「他の人の声」が余計。短時間で読めたのはそのせいもある。「読む」「書く」に書かれていることはまあうなずけるものだった。電子書籍の台頭で、本や読書に関する議論はますます盛んになると思う。
「効率が10倍アップする新・知的生産術」の方は前々から読もうかと思っていた本。自分の生産性を上げるための方法を様々な角度から。「そこまでやるか?」というぐらいいろいろあって、おなかいっぱい。最後の方はほとんど太字のところしか読まなかった。
どちらの本も、とにかく何に対しても前向きな姿勢が前面に出てくるので、元気づけられる人も多いと思う。しかし私はかなり疲れた。whatではなくhowを書いた本だということはわかっていながら、なぜか「そうまでして何がしたいの?」と言いたくなってくるし、私が私がという文章にも(これもそういう本だとわかっていても)だんだん辟易してくる。
「効率が10倍アップする...」の方はこの疲労感が取れた頃に読み返して、役に立つ内容をピックアップすることにしよう。