全脳自由帳

より考えるために書く

加藤和彦、逝く

加藤和彦が亡くなった。享年62。自殺だという。

「あの素晴しい愛をもう一度」など多くのヒット曲で知られる音楽プロデューサー、加藤和彦さん(62)が17日午前9時25分ごろ、長野県軽井沢町のホテルで首をつって死亡しているのが見つかった。パソコンで打った遺書のようなものがあり、軽井沢署は自殺とみている。関係者によると、加藤さんはうつ病を患っており、親しい知人複数に、「もうやりたいことがすべてなくなった」などと書いた手紙を送っていた。

加藤和彦さん自殺「やりたいことなくなった」

まだ信じられない気持ちがある。2002年にNHKホールで見た、「ザ・フォーク・クルセダーズ 新結成記念 解散音楽會」でのステージ上の姿を思い出す。昨日も、昔のヒカシューのライブでベンチャーズとともに加藤和彦が出ていたという話を書いたところである。

いつも颯爽としている人だった。自殺などというのは全く似合わないと思う。常にサラリと新しいこと、カッコいいことをやっている印象だった。それだけに創作上の悩みは深かったのかなとニュースを読んで想像する。

今はただ、謹んでご冥福をお祈りします。