囲碁は将棋に比べて反則の少ないゲームである。私は以下の2つしか知らない。
- 自殺手(即座に取られてしまうところに打つ)
- コウを取られてすぐに取り返す
そもそも着手と認められない行為(手番でない時に打つ、待ったをする、盤上の石を動かす、取れない石を取るなど)を除くと、これら2つ以外に反則手というのはないと思っているのだが。
囲碁は反則手が少なくてルールも単純だが、さあ打ってくださいと言われるとどうやっていいのかよくわからないゲームである。将棋ならとりあえず相手の玉に向かって攻めていけばいいが(もちろん本当はそれだけではダメなのだが)、囲碁で地を囲えと言われても何をしていいのかわからない。街には囲碁サロンの方が将棋道場より多いように感じるのに囲碁人口が将棋人口の半分以下だと言われているのは、このあたりのわかりにくさも関係して超初心者が少ないせいかもしれない。