全脳自由帳

より考えるために書く

「年間100冊読む」という目標を手放す

本を年間100冊読むコツ」というエントリを書いたように、ここ数年は本を年間100冊読むことを目標にしていて、一昨年は初めて到達して116冊、昨年は102冊だった。

今年も100冊を目指そうと思っていたのだが、それを手放そうかと思っている。なぜかというと、100冊を意識するとどうしても厚い本を敬遠しがち になるからである。

今のところ「それほど読みたくもないのに、早く読める実用書に走る」という症状には至っていないが、読みたい本の中ではページ数の少ない本に手が伸びることが多くなる。それでは目標を立てていることのデメリットの方が大きい。

今、読みたいなと思っている本の中に厚いのがいくつもある。たとえばこのあたり。

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

 
時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け

時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け

 

こういうのも進んで読むようにシフトしていこう。2年連続で100冊を達成したからもういいだろう。

冊数の代わりに「ページ数」で目標を立てようかとチラッと思ったが、さすがに管理が面倒なのでやめた。読書の時間をできるだけとることを心がける、というところにとどめる。