全脳自由帳

より考えるために書く

店内BGM、別人が歌っていることがあるのはなぜ?

居酒屋などで流れているBGM。昔は「有線放送」と呼んでいた(USENなどがそれ)が、今はいろいろ種類があるらしいので「店内BGM」としておく。その店内BGMについて、だいぶ前から疑問に思っていることがある。

邦楽の歌の曲で、ボーカルが本人でないことが多いのである。声や歌い方も伴奏のアレンジもオリジナルに似ていて、ちょっと聴いただけでは本物が流れていると思ってしまうが、よく聴くと別人が歌っている。

たとえば中島みゆきの曲が流れていて、何かおかしいなと思ったら、うまく似せてはいるがボーカルは別人だった。さらに注意して聴いているとサザンの曲が流れて、これもよく似ているものの別人が歌っている。桑田佳祐の「よく似たボーカル」は非常に気持ちが悪い。

どうして別人に歌わせるのだろう。わざわざ新しくレコーディングをするより、オリジナルの音源を流す方がはるかに簡単だと思うのだが。

著作権料が高いから? しかしその曲を流すことに変わりはないから、別人でも著作権料は普通に払わないといけないはず。

オリジナルを流すことの許可を得られないから? テレビやラジオでは流れているのに店内BGMはダメなどということがあるのだろうか。どうも理由がわからない。

この件に関して誰かがウェブに書いているだろうと思い、「店内BGM ボーカル 別人」などいろんなキーワードで検索してみたのだが、店内BGMの別人ボーカルに言及している記事は全く見当たらない。私が勘違いをしてるのだろうか。いやいや、間違いなく別人を使った曲がたくさん流れていたのである。継続して調査してみよう。