全脳自由帳

より考えるために書く

1年で最も降水量の多い月

まだ5月だというのに、早くも梅雨に入ってしまった。私のいる近畿地方が梅雨入りしたと気象庁が発表したのは5月26日。この「梅雨入り宣言」(および「梅雨明け宣言」)というのもよく考えると変な慣習で、「この雨は梅雨の雨なのかそうでないのか」なんて判定できるわけではないと思うのだが、昔から続いている。

今年は梅雨のうっとうしさを例年よりも長く味わうことになるなあと思いながら、ふと気象庁のこのページ以下の内容を見てまわった。

とにかく詳細な気象データが残されている。観測地点と年月日を指定して1時間ごとの気象データを見る、というようなこともできる。私が生まれた日の生まれた地域でのデータもちゃんとあった(天気はどうやら晴れ、寒い日だったらしい)。地点ごとの歴代の記録もあって、「やっぱり去年の夏は暑かったな」と思いながらひとしきり見る。

「年・月ごとの平年値」というのもあり、これも地点ごとのデータを見ることができる。主要なところでは、1981〜2010年の30年間のいろんな平均・最高・最低値が見られる。私の住んでいる大阪の月ごとの降水量の平均値を見てみると、最も多いのは6月。これは感覚と合う。やはり梅雨に一番多く降るイメージがある。

他の地域の月別平均降水量も見ていくと、西日本では6月がトップというところが多い。ところが東京では最も雨が多いのは9月で、2位が10月。こんな違いがあるとは知らなかった。6月は8月に次いで4位である。

札幌のデータを見ると、なんと6月が一番雨(+雪)が少ない。やはり梅雨のないところは違う。一番多いのは東京と同じ9月。台風の影響が大きいのか。

こんな記事も見つけた。

東京で9月に最も雨が多いというのは「お天気トリビア」らしい。