全脳自由帳

より考えるために書く

震災を通じて、肝に銘じておくべきだと思ったこと

被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。

今回の震災は、私が生まれて以降では日本にとって最大のインパクトのある出来事なのかもしれない。第二次世界大戦以来の。それほど将来に大きな影響のある災害だと思う。

大変幸せなことに、私のところでは全く被害がなかった。その立場で10日ほど過ごして強く思ったことは3つ。

  • 自分のできること、してはいけないことをよく考える
    私が今直接できることは寄付ぐらい。節電さえ、60Hz地域からでは被災地の役には立たない。被災地へ行っても邪魔になるだけ。でも状況は変わっていくだろう。
  • 普通に過ごす
    いたずらに暗い気持ちにならないためにも、日本の経済活動を支えるためにも。
    目的のない単なる「自粛」は偽善に近い。被災していない人間は、節電などの制限を守った上でできるだけ普通に楽しく過ごすべき。
  • 情報を見分ける
    今回は映像以外のほとんどの情報をネットから得た。一番読んだのはTwitter。そこから派生してネットのいろんな記事やブログエントリを読むことが多かった。それが一番信憑性のある情報を早く得られそうに思ったから。もちろん錯綜してはいるのだが、専門家を含めた様々な立場からのコメントを直接読めるのは大きい。
    マスメディアだけに頼らず、入ってくる情報を取捨選択して自分で判断しなければならない。簡単なことではないが。