米中毒別館

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

コントの入っている音楽アルバムからコントを抜く

稲村ジェーン
稲村ジェーン」というアルバムがある。桑田佳佑初監督の同名映画のサウンドトラック(1990年)。音楽は本当にすばらしくて、サザンのアルバムの中でも気に入っているものの1つである(映画のストーリーはつまらなかったが)。ただし1つ欠点がある。曲の間に短いコント(主に、この映画を観に来たカップルの会話)がいくつか入っていて、何度も聴いているとそこだけ飽きてくるのである。音楽は飽きないが、コントは飽きる。

買った当時、何度も聴いているうちにガマンならなくなってきて、コントの部分だけ削除することにした。完成品であるアルバムをいじりたくはなかったが、もっと気持ちよく聴きたいという欲望の方が勝った。当時はカセットテープに録音するしか手段がなかったので、曲の部分だけを注意深く抽出した「曲だけテープ」を作って聴いていた。

最近そのことをふと思い出して、iTunes上でも「曲だけアルバム」を作ってみることにした。今度はテープに録音するよりずっと簡単。ただし、このアルバムではコントは独立のトラックになっておらず、曲のトラックの中に埋め込まれているので、CDからインポートする時に各曲の「プロパティ→オプション」で開始時間と停止時間を指定することにより、曲を切ってやらなければならない。試行錯誤の末、以下のように切るとうまく曲だけを抜き出すことができた("-"は切らなくてよいことを示す)。

No. 開始時間 停止時間 タイトル
1 0:42 4:26 稲村ジェーン
2 - - 希望の轍
3 - 3:09.5 忘れられたBIG WAVE
4 - 3:48.5 美しい砂のテーマ
5 - - LOVE POTION No.9
6 - 4:40 真夏の果実
7 - - マンボ
8 - 5:02 東京サリーちゃん
9 - 2:14.5 マリエル
10 - 3:36 愛は花のように(Ole!)
11 - 4:41 愛して愛して愛しちゃったのよ

これを「稲村ジェーン The Songs」というアルバムタイトルにして保存する。聴いてみると、実にいい。このアルバムは絶対に、いきなり「稲村ジェーン」のギターのイントロで始まった方がいいと思う。

女性上位時代
他にも、コントやトークの部分を抜いておきたいアルバムはある。たとえばピチカート・ファイヴの「女性上位時代」。これも好きなアルバムなのだが、何回も聴いているうちにトークやしりとり(!)の部分に飽きてくる。幸いなことにこのアルバムではトークが曲とはおおむね別トラックになっているので、それらを取り除いたプレイリストを作るだけで事足りる。具体的には、トラック1,6,12,18を除けばOKだった。

増殖
そして「曲の間にコント」といえば忘れてはならないのがYMOの「増殖」。スネークマンショーのところを除いたプレイリストを作ればいいことになるが、このアルバムに限ってはコントを含めて通して聴いていても飽きない。それだけよくできているということだと思う。なつかしの「警察だ!」や「いいものもある、悪いものもある」、それに細野さんの「林家万平」。なぜかYMOの音楽にマッチしている。