米中毒別館

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

ジョーカー 涼(清涼院流水)

ジョーカー涼 (講談社文庫)

ジョーカー涼 (講談社文庫)

ジョーカー旧約探偵神話」(1997年)を二分冊にしたうちの下巻。作者の勧め通りに、

  • コズミック 流 → ジョーカー 清 → ジョーカー 涼 → コズミック 水

という「清涼 in 流水」の順で読むことにしているので、4冊中の3冊目でもある。

陸の孤島幻影城で続く装飾的不可能殺人事件。あまりにも深い謎と暗示に隠されていた驚愕の真相は?

前巻からかなりバカバカしい話らしき雰囲気が漂っていたので、心の準備はできていた。その分、終盤の推理合戦にも、あまりにもあんまりな結末にも、翻弄されることも本を壁に投げることもなく、大人の態度で(?)接することができた。

むしろ、そこそこおもしろかったと言ってもいい。文章も読みやすいので、読書体験としてそれほど悪いものではなかった。それほどいいものでもなかったが。

ジョーカー」はこれで終わりだが、話は「コズミック 水」へ続く。どうやら「ジョーカー」と関連して何かありそうな雰囲気である。最初の「コズミック 流」の内容を忘れかけているので、ちょっと復習してから臨むことにしよう。