米中毒別館

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

Antifogmatic (Punch Brothers)

Antifogmatic

Antifogmatic

クリス・シーリ率いるPunch Brothers、2枚目のアルバム。タイトルの"antifogmatic"というのは酒の名前らしい(→ 解説)。

音楽としては1枚目「Punch」の路線を引き継いでいる。かつ、その前のクリスのアルバム「How to Grow a Woman from the Ground」と主要メンバーは同じで、ノリは一貫している。しかしPunch Brothersになってからの音楽には今ひとつ乗れないなあと思っているのは私だけ? クリスをはじめ、各人のプレイは全く文句なしなのだが。

私が入手したのはDVDつきエディションだった。付属DVDはライブ映像。こちらはとてもいい。特にブルーグラスの曲("Ride The Wild Turkey"、"99 Years"など)はさすがに一流ミュージシャンかつフルタイムバンドのドライブ感。何度も再生してしまう。カメラワークも工夫されていて、決してバンドの全景を写さず、各人のアップをうまく切り替えて臨場感を出している。

ライブの途中でバッハを1曲やっている。こちらは対照的に全くノっていない。もちろんすごくうまいのだが、ただただ弾いているという感じ。あくまで「習作」。このノリの悪さは、彼らがブルーグラスバンドだからか、それともクラシックに求めてはいけないものを求めながら聴いてしまったのか?